チアパス風卵カステラ
(チンボス)Chimbos
チアパス州の州都サン・クリストバル・デ・ラス・カサスの典型的なお菓子。卵をたっぷり使用することから、
別名、卵のチンボスとも呼ばれる。中南米でチンボスとは、卵や糖蜜で作ったお菓子を意味する。

材料(2人分)) 作り方 
卵3個(全卵2個、卵黄1個) (1)最初に卵の準備をする。全卵2個、卵黄1個を混ぜ、ハンドミキサー等を使用して、
よくあわ立てる。
小麦粉 60グラム (2)卵の準備をしている間に、オーブンをあたためておく。
砂糖 300グラム (3)あわ立てた卵に、小麦粉を混ぜ、さっくりとかき混ぜる。
水 600CC (4)パウンドケーキ用の角型の容器の内側にバターを塗っておく。
バター 少々 (5)容器に生地を入れて、あたためたオーブンの中にいれ、160度で20分〜30分程度、
こんがりと焼く。
(6)焼いている間に、シロップを作る。水を鍋に入れ、砂糖をいれ、沸騰させる。
(7)卵のスポンジが焼けたら、シロップに10分程度、浸す。
(8)スポンジをお皿にとり、シロップの水分が乾くまで、2時間程度待つ。
(9)お皿に並べて、出来上がり。
*このカステラは、トレス・レチェと一緒。トレス・レチェの場合は、出来上がったケーキを
クリームに浸す。中南米は、このタイプのお菓子が多いようだ。最後に液に浸すので、多少、
スポンジが雑に出来上がっても、しっとりとしたスポンジやケーキに仕上るという利点がある。