カンクン滞在記
フィエスタ・メヒカーナの写真コンテストでグランプリを頂き、副賞として、カンクンの5つ星ホテルとして名高いフィエスタ・アメリカーナ・ グランド・コーラルビーチ・リゾート | ||
&スパのペア宿泊券を頂きました。このため急遽、夫を連れてカンクンにリゾートに行きました。 いつもとは違ったメキシコの側面を見れそうで楽しみです。 | ||
2011年11月2日 アメリカン航空176便 成田12:00発 ダラスF.W.9時30分着 アメリカン航空1625便 ダラスF.W.13時25分発 カンクン14時55分着 |
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アエロメヒコのマイルを貯めているのでアエロメヒコで行きたかったが、運賃が高かったので、ダラス経由のアメリカン航空にした。以前、シティに行った際、 | ||
ダラスF.W.は使ったことがあるので何とかターミナルに辿り着く。それでも事前のESTA申請や出入国の手間を考えると、やはりメキシコに直行で | ||
入れるアエロメヒコは便利だとつくづく思った。国際線同士の乗り継ぎ、またターミナルも同じで特に困ったことはなかったが、とにかくイミグレーションが | ||
混んでいたため4時間の乗り継ぎ時間、決して多すぎることはなかった。 成田→ダラスの飛行時間は、11時間30分、続いて、ダラス→カンクンの飛行時間は | ||
2時間30分。成田→ダラス間は、機内食が3回、ダラス→カンクン間は、ドリンクのみ。機内のアルコールは有料なので、クランベリー・アップル・コクテル | ||
というミニッツメイトから出ているサイダーを頼んだ。う~ん、美味。カンクンに着くと、タクシーでホテルまで。タクシーチケットのブースがあるので、いろいろ話を | ||
聞いてみると、「ホテルまで、普通のタクシーなら640ペソ、コレクティーボ(乗り合いタクシー)なら一人160ペソ。(つまり2人で320ペソ)。コレクティーボの方が | ||
客を順番に降ろしていくから、10分くらい、多く時間がかかるけど、安いよ~!」とのことだったので、ここは迷わずコレクティーボを選択。「日本から来たの??、 | ||
だったら地図もあげるわ!」なんて、話がはずみ、ついでに、街の説明もしてもらった。世界的なリゾート地ということで、人々もお高くとまっているのかな~と | ||
思っていたが、やはりここはメヒコ。皆明るく、シンパティコな人たちで、ちょっと安心。 | ||
11月2日 フィエスタ・アメリカーナ・ グランドコーラルビーチ リゾート&スパ |
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フィエスタ・アメリカーナ・グランドコーラルビーチ・リゾート&スパは、日本人コンシェルジュが常駐していることもあり、日本人ハネムーナーに人気が高いホテル。 | ||
それもそのはず、カンクン岬の突端にあり、全室オーシャンビューのスウィートタイプ。室内に置かれていた「館内のご案内」は日本語でも書かれており、その | ||
居心地の良さは、まるで日本のどこかのリゾートにいるようだ。(カンクンにいるのだが・・・)。ベッドメイキングは昼と夜の2回あり、昼と夜で、室内の雰囲気がちょっと | ||
変化するところもおもしろい。 | ||
11月2日 アシエンダ・エル・モルテロ Hacienda El Mortero |
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夕飯はホテルの近くのアシエンダ・エル・モルテロへ。とりあえずマンゴーのマルガリータと、アルコールが苦手な夫のために、ノン・アルコールのピニャ・コラーダ | ||
で乾杯。はるばるカンクンまでやってきたので、店のオススメのParrilla de mariscosを頼む。大きな豚の陶器で出来た焼き網の上で、ロブスターや、牛肉、大小の | ||
海老やイカがジュージューと音をたてている。サルサをかけながら、熱々を頂くが、ロブスターも甘くとにかくその美味しさといったら。今、思い出しても、 | ||
よだれが出てきそう・・・。食事の途中で、マリアッチが各テーブルを回ってくる。「何かリクエストはありますか?」というので、「シエリト・リンド」をお願いする。 | ||
日墨友好の絆とばかり、皆で熱唱。その後、お決まりだが、カメラとソンブレロを持ったお姉さんがやってきて、夫と記念写真。買っても、買わなくても、全く問題は | ||
ないが、きれいな額縁に入って20ドル。まあ円高ということもあるし、記念なので、思わず夫が購入。日本では決してこんな行動はとらないのだが、やはりカリブの | ||
魔法なのかもしれない。ところで11月2日といえば、メキシコで有名な「死者の日」のお祭りの日。店の外に出ると、ちょうど店先に死者の日の裁断が飾ってあるでは | ||
ないか。お店の人によれば、店の横に、「イミテーションでお墓まで作っちゃったのよ!」とのこと。カンクンの初日は、思い出に残るステキな一夜となった。 | ||
11月3日 ビニャ・デル・マル Viña del Mar |
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メキシコのホテルの朝ご飯は、本当にどこでも美味しい。レストラン、ビニャ・デル・マルのビュッフェは朝6時半スタートなので、早い出発のオプショナルツアーの際 | ||
にも、結構、しっかりと食べることが出来る。一人330ペソなので、決して安くはないが、味は保障付きだ。最初にボーイが、好みのジュースを聞きにくる。メキシコは | ||
果物が安くて豊富なので、ジュースも100%果実を絞ったジュースが出てくる。メロンのジュースを飲み、カフェをもらい、まずは、ウエボス・ランチェロスを作って | ||
もらう。「メヒコに来たのだ」と実感する瞬間だ。ビュッフェの棚には、以前、テレビ・アステカで見たことがある、パンが・・。ボーイさんに聞いてみると、案の定、死者の | ||
日のパンだった。甘いパンで、食が進む。(右画像の左下のパンが、死者の日のパン。)チーズやら、果物やら、とにかく朝からパクパクとつまみ、7時半にロビーへ。 | ||
11月3日 チチェエン・イツァー Chichén Itza |
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11月3日 バジャドリッド Valladorid |
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この日は、チチェン・イツァーのツアーに申し込んであったため、7時半にホテルのロビーへ急ぐ。日本語ガイドの人がピックアップに来てくれた。話を聞くと、今日の | ||
ツアーは、欧米人の団体に繰り入れられているツアーとのこと。「どういうこと?」と思っていたら、いきなりバスがやってきて、スペイン語・英語・フランス語の混成 | ||
ツアーがスタート。確かに日本人ガイドはついていて観光地につけば彼女が説明してくれる。しかし語学が全く苦手な夫にとっては「車内のメキシコ人ガイドが話す | ||
英語&スペイン語&フランス語の説明やジョークはちんぷんかんぷんとのこと。私的には、おもしろかったんだけど、JTBとか、大きな旅行者の場合のチチェンの | ||
オプショナルはどうなっているんだろう、とふと思う。とにかく話はツアーに戻る。車内ではワイワイと、3ヶ国語のガイドが始まり、それと同時に、さまざまなドリンクや | ||
菓子パンとか、いろいろなサービスがある。客はカップルが多かったりするので、通常の外国人ツアーのようなめちゃめちゃな盛り上がり方はしないがそこそこ仲良く | ||
旅は進む。途中、なぜかバスの乗り換えまであるのだが、スケジュールとしては、セノーテに行き、泳ぎたい人は泳ぐ→Hacienda Xaybe'H Restaurantでブッフェの | ||
昼食をとる(民族舞踊を観ながら)→ チチェン・イツァー散策→帰り道にバジャドリッドも通るので、せっかくだから、5分間だけ写真撮影していいよ!という盛りだくさん | ||
の内容。 ビュッフェも美味しく、チチェン・イツァーも本当に素晴らしい。圧巻。最後に立ち寄ったバジャドリッドの町並み。なかなかこんな街には寄れないので、 | ||
結果的には楽しいツアーだったと、夫を無視して、一人感動・・・。 | ||
11月3日 チリ Chili's La Isla Shopping Village |
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7時半にスタートしたツアーが終了してホテルに帰りついたのは、夜の8時過ぎ。約12時間以上のツアーだったが、とにかく夕飯を食べねば・・。ということで、 | ||
この夜は、いきなりバスの乗り方を覚え、いざラ・イスラ・ショッピング・ビレッジへ。軽井沢のモールみたいな雰囲気で、ブランドものばかりで、超値段が高い!! | ||
食事が出来そうな店を探していると、ちょっとメヒコっぽい店が見える。こういう時は、「いい旅 夢気分」みたいに、現地の人に評判を聞くのが一番とばかりに、 | ||
「あの店どお?」と聞いてみたところ、「あれはちょっとアメリカっぽい所が嫌い。行かない方がいいよ」などと、ひどいコメント。「あそこの店に行くなら、あっち行って、 | ||
あっち行って、あっち行ったところにあるレストランに行きなよ」ととっても丁寧&親切に説明してくれたが、時間はすでに9時を回っている。本当に食べそびれそう | ||
なので、とりあえずアメリカっぽい店、つまりTEX-MEXぽいメキシコ料理店「Chili's」に入った。テカテを頼み、まずはゴクゴクと喉を潤す。ファヒータと | ||
ケサディージャを頼むが、これがすごいボリュームだ。確かにこの店は、純粋なメキシコ料理とはちょっと異なっているが、万人に食べやすい味だった。 | ||
メキシコ料理を極めるあまり「本物」にこだわるのもいいけれど、美味しさという基本的なところを忘れたら、料理は終わりかもしれない。、 | ||
11月4日 ビニャ・デル・マル Viña del Mar |
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3日目、ようやくゆっくりと朝食をとる。Platano fritosやフリホーレス、タマレス、チラキレスといったとともに、グアバ、トゥナ、パパイヤ、メロンといった色鮮やかな | ||
果物。朝食を食べると、そのホテルの味覚のレベルがわかる。のんびりとコーヒーまで飲んでいると、ボーイさんが話しかけてくる。 | ||
「ここのホテルは日本人のお客さんがたくさん来るけれど、みんなとても忙しそうで、すさまじい勢いで朝食を食べて8時には、もうツアーに行ってしまうんだ」 | ||
日本人にも、ゆったりとバカンスを過ごしてほしいのだ。私たちも、今日は少しゆったりとバカンスをしてみよう。 | ||
11月4日 プールサイド |
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午前中は、カリブ海の砂浜を散歩したり、プールサイドでのんびりと空をみたり・・。こんな満ち足りたゆったりとした時間、日本では過ごすことが出来ない。 | ||
波が寄せては帰っていく。カリブはステキだ。午後は、R2のバスに乗り、メルカード28とウォールマートにお土産を買いに行く。「メルカードは安い」と聞いて | ||
いたが、カンクンのメルカードは、私にとっては高かった。値段も提示してくるが、納得出来ない価格が多い。それでも何とか値切りまくり、数品を購入したが、 | ||
結局はウォールマートの方が、よい買い物が出来た。またウォールマートでの野菜コーナーに積まれたチリやトマトを見るのは、メキシコ料理が大好きな | ||
私にとっては心が弾んだ。 | ||
11月4日 ラ・ホヤ La Joya |
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今回のカンクン旅行で、楽しみにしていたのが、ここ「La Joya」でのディナー。全米自動車協会の格付けで5つ星に輝いたレストランだ。カンクンのレストランは、 | ||
予約が不要なレストランが多いが、ここは必ず予約が必要とのこと。7時から食事をスタートすると、ちょうど7時半からショーが始まった。この日は、マリアッチ。 | ||
大人数の編成による本格的なマリアッチは、料理と同様に最高ランクの出来。しゃれたメキシコ料理とメヒコの素晴らしい音楽と雰囲気に、心から酔いしれる。 | ||
11月5日 アメリカン航空2212便 カンクン6時5分発 ダラスF.W.9時55分着 アメリカン航空061便 ダラスF.W. 12時45分発 成田 16時15分着(+1日) |
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6日チェックアウトではあるが、アエロメヒコと異なり、アメリカ便はとにかく朝が早い!!6時05分発なので、夜中2時にホテルをチェックアウト、空港には | ||
2時35分くらいに到着。(深夜、ホテルタクシーを走らせる。)それでもすでに何名か、同じくアメリカ便の飛行機を待つ乗客がいる。「アメリカン航空のカウンターは | ||
4時くらいにはあくかな」という空港スタッフの話だったが、実際は、3時35分にチェックインがスタートした。座席も窓側2人並びでとりたかったので、早めに | ||
並んでよかったと思う。カンクンの空港は、チェックインがスタートすれば、徐々にお店もオープンする。5時半ごろから、土産物屋(空港価格)やハンバーガー屋 | ||
がやっているので、アメリカ人が、ぞくぞくお店に行っては、ハンバーガーやペプシ等を買ってきて、ムシャムシャ食べている。帰国もダラスの乗り継ぎは3時間、 | ||
余裕を持ったが、 ダラスでお土産を探したいなら、このくらいの乗り継ぎ時間があった方が、望ましいかも。成田までは、早朝便の乗り継ぎということもあり、 | ||
機内は皆、熟睡。機内食は3回出たが、少し塩っぽさばかりが目立つ。でももしかしたら、メキシコ帰りゆえの、いつもの、唐辛子の味覚が舌にしみついている | ||
せいかもしれない。 |